パッと見、「へんなどうぶつ」だと思っていたのですが、よく見ると「へんなどうつぶ」でした。なんだ?どうつぶって?わくわくしながら読み始めました。
ボボじいさんは、動物たちに食べものを与えてくれるとってもやさしいおじいさんでした。そんなボボじいさんのところにやってきたのが、どうつぶでした。
どうつぶの大好物にはびっくりします。おにんぎょうが大好物なんだそうです。ほんとうにへんなどうつぶ。どうつぶにおにんぎょうを食べられて悲しんでいるこどもたちがいると考えると、ボボじいさんは涙があふれてきました。そして、どうつぶがおにんぎょうを食べなくなるようなアイデアを考えます。
想像できない展開で、最後まで息子も私も最後までこのお話に夢中でした。白黒の絵も素敵でした。けっこう長いお話でしたが、楽しかったからかあっという間に読んでしまった感じがします。