あまりにも有名な『幸福の王子』。
みすぼらしい姿で、足元にはツバメの亡骸、どんよりとした空から舞い降りる雪・・・。
私の記憶は、そこで終わっています。あまりにも切ない・・・。
でも、この本は違いました!
その続きがあって、ツバメとともに神様のところに連れて行ってもらい、いつまでも幸せに暮らします。
自らを犠牲にし、人々を幸福にした王子とツバメの幸せそうな姿!
ホッとするとともに納得の結末。
王子が人間だった頃のエピソードなどもあり、貧しい人を救いたいと思った王子の気持ちなどが、丁寧に描かれています。
ちいさな子にも、わかり易い『幸福の王子』です!!