2歳8ヶ月の息子読んでやりました。バスが好きなので読んでやったのですが、テーマは環境破壊ではぐれたたぬきの親子とでもいいましょうか。人間に追われた狸の親子は、子だぬきをなんとか逃がしてやりましたが、親だぬきは二匹とも街で見かけられるようになったとか。その親だぬきに会いに、子だぬきがバスにのって街にでかけるお話です。もちろん、人間に化けているところがちょっと昔話風です。街で見かけられるようになったというのが、実は動物園というのがちょっと悲しいところですね。
子供に読んでやるには少々難しく、おそらく息子も理解はしていないでしょう。環境問題とあわせて教えてやるには、あまりどろどろしていないので手ごろな本だと思います。