お母さんがお出かけするため、カギを持って出かけたネコのふう太くん。
家の周りを三回、ポケットの中を五回も探してみたけれど、どうやらカギをなくしてしまったみたい。
どんどん辺りは暗くなり、心細さも増してきます。
「あれ?うちのカギ穴って、こんな形だったかな?」
ふとカギ穴をのぞいたふう太くんは…?
お話の始まりでびっくりしてしまうお子さんもいるかな?でも、心配ご無用。そこから不思議な世界が広がっていきます。
なくしたカギの行方がこんな世界だったらと思うと、ちょっと不気味で楽しいかもしれませんね。
持ち主のところに帰れないカギ達も、ここならみんな一緒で楽しそう。
うちのお兄ちゃんがまだ小さい時になくしてしまったカギも、もしかしたらここにあるのかな?なんて、親子で話もはずみました。