一人でさらっと読んでみたあと これは大人の方がじーんとくる絵本じゃないかなあと思って娘にはどうだろう??と感じたんですが
案外娘は気に入ったようです。
たいようのじかん と やみのじかんの間のほんの少しの間の
すきまのじかん が竹馬に乗ってやってきたり
街灯の中にすっぽり入っている様子など
飄々とした佇まいが楽しかったようです。
この絵本を読んでからある時夕方の暗くなる前の時間に
「そろそろ“すきまのじかん”かな」と娘に話してみたことがあります。
「いやいや、もっともっと後だよ」そういった娘。
読んだ人それぞれに“すきまのじかん”の捉え方は微妙に違うのかもと思いました。
絵本のことが私と娘の日常に自然に入り込んでくる瞬間が大好きです。