これほどの大騒ぎはそう簡単に経験出来るものではありません。アメリカだったらあるのかも?とは思いますが…。ですから絵本の中で一緒に経験してしまえばいいのです。笑ってすませられるのです。読み進めているうちは、「ありゃりゃりゃ…」「なんじゃこりゃ?」「そうなるか…!」とか思って顔も歪んでしまいそうですが、雨が上がって美しい虹が現れたことで私の気持ちも和んでいきました。
はじめの方のお母さんのイライラした表情と、最後の落ち着いた穏やかな表情のギャップが、お話の展開を面白くしていると思います。ダイナミックに読んでしまおう、と企んでいます。