表紙が、可愛い、ぶたのベニーのすねてる顔もにくめない。
ぎゅっと抱きしめてるぶうちゃんも、味がありますね。
扉絵の意味が解らず、開いてみました。
家出のお話。大好きなぶうちゃんを抱え、小さなベニーが大きな冒険。
最高に笑えたのは、原っぱで穴を掘って、『お家にするのかな?』とおもったら、服を脱いで裸ん坊で、穴に入ってはしゃぐシーンです。
やっぱり、ベニーは ぶたくんだ。とっても気持ちよさそうで、笑っちゃいました。
この家出で、ベニーが少しお兄ちゃんになれたのは、家出の勇気じゃなくて、“ぶうちゃん救出作戦”の成功ではないでしょうか。
そうそう、扉絵は、ジャガイモと棒で作ったおもちゃだったんですね。
我が息子は、4歳の時に初家出。自転車に乗って、町内一回り。
私は、気づきませんでしたが、主人と一悶着の末の家出だったようです。主人は、こっそり尾行。スーパーの駐車場でバッタリ鉢合わせ。
仲良く帰ってきました。あ〜あ、尾行は、気づかれちゃ失敗でしょ。
さて、10歳の息子の感想は、「ぶうちゃんは、穴を埋めたおじさんが、脇に寄せておいてくれたんじゃない?意外と良い人かもね。」ですって。