この作品を知ったのは数年前。息子は幼稚園。
恐竜好きな息子に・・・と、ぜひ読ませたかったけれど、当時は私が読んだだけ。結局息子に紹介するのに月日が経ってしまいました(^^;)
二年生になった息子には少し幼い内容かな?なんて思ったけれど、
いえいえ!!十分楽しんでくれた様子。やっぱり のぶみ作品、息子は好きみたいです。
かんたろう君が恐竜の卵を見つけた後、たまごの育て方が図鑑に書いてあり、それをかんたろう君が実践するのが良いですね☆
生まれるまでの過程が楽しい!って思うから。
ティラノサウルスが生まれた場所は寒かったから・・・。子供には毛が生えていたんですね、大人の私も知らなった! 息子もまた、恐竜の知識が一つ増えました。
これまで999回も図鑑を読んだのに、それでもティラノサウルスの赤ちゃんが毛が生えてるってことを見落としていた かんたろう君。
「へえ、1000回も よんだのに しらなかった!」発言には、笑ってしまいましたヨ。1000回って、凄すぎるよ〜、かんたろう君!!
おにくちゃんは ぼくの こどもなんだよう
ぼくの たいせつな こどもなんだよう
終盤、かんたろう君が泣きながら訴える場面があります。
かんたろう君は、ぼくの弟・・・ではなくて、ぼくの子どもって言いました。
そうか、かんたろう君が卵から育てたんだもんね。
気分はもう、お父さんやお母さんと変わらないんだよね。
かんたろう君の気持ちが、切ないくらいに伝わってきて、印象的な場面でした。