ジャック・デュケノワは、フランスの絵本作家兼幼稚園教師。
おばけのシリーズが沢山出版されていて、人気が高いようです。
この作品は、「きりんのカミーユ」シリーズの第2段。
何と言っても、カミーユのキャラクターが秀逸。
きりんをこんな風に描いた作品は初めて見ました。
これは、人気を博するのではないでしょうか?
物語は、カミーユがくじらの歌を聞きたくて、海のまん中まで漕ぎ出すシーンから始まります。
くじらの声が苦しそうなことに気づいたカミーユは、くじらを助けるのですが、何と油まみれになっていたのです。
環境問題っぽい感じでしたが、登場したくじらのキャラクターもなかなかのもの。
全体を通して、キャラクターを見て楽しむ絵本だと思います。