「ああそうか!どんぐりだから、
ひとり、ふたり・・・じゃなくて、ひとつぶ、ふたつぶ なんだ!」
最初にこのお話を読んだとき、思わず笑顔になりました。
手足があって、元気に動いてはいるけれども、
彼らはやっぱり“どんぐり”なんですね。
そんなどんぐりたちの日常を覗いてみると、
なんだか、私たちの世界とそっくり!
家族がいて、お店があって、みんなそれぞれに働いている・・・。
この「ぼうしやさん」のラストも、
可愛いけれどリアリティがあって、とても納得してしまいました。
足りないものは、これだったのか!
と気がつくことで、また新しいものが見えてくるのですね。
ひとつひとつのぼうしが可愛らしくて、
本当に見ているだけで楽しい気持ちになりました。