たまたま読んでいた雑誌に「オススメの一冊」として紹介されていて、その時は「野菜の名前も覚えられるし、葉っぱを見て何の野菜かもわかるようになるしい〜かもしれない」ぐらいの気持ちだったのですが、いざ手にしてみると、シンプルなのに笑ってしまうくらい個性的で、それぞれの野菜の表情も豊かで、ページを上にめくるだけなのに、まるで本当に野菜が土から抜け出た様なリアルさもあり(笑)
ページのめくり方(上に)、読み方の口調次第でいろんなパターンができ、
「やさいさんやさいさんだあれ」ひと呼吸「次は何かななにかな〜」ひと呼吸「すっぽ〜ん」ページを上に、子供のテンションが一気にUP(笑)
子供の食いつきがいい読み聞かせ?!の本には最高の本ではないかと思います。
この「やさいさん」の大型本で図書館や幼稚園で子供達に読み聞かせをしたら、きっと子供達の目がキラキラ輝き、にぎやかな読み聞かせになるんでしょうね。
うちの子がこの本に出会ったのは3才でしたが、それぞれの年齢での楽しみ方もできるし、プレゼント本にもオススメです。
やさいさんばかりだと思いきや、「おっ!そうきましたか」のお楽しみもあり、親子で楽しめる素敵な絵本だと思います。