小学2年生のダグラスは転校生で字がよく読めません。
読みながら『ありがとうフォルカー先生』を思い出しました。
著者あとがきで、著者自身がADHDであるということが書かれています。
根気よくダグラスに字を教えるリトル先生。
字を覚えるのに絵本が大事な役割を果たしたことがとても印象的でした。
このダグラスが長じて作家になったことを考えると、このリトル先生との出会いはとてもかけがえのないものだったと思います。
単に字を教えるだけでなく「生きることをおしえてもらった」というのは、
先生冥利につきる言葉でしょうし、このリトル先生がとても素晴らしい先生だったたことがわかります。
素晴しい一つの出会いが人生を変えることがありますね。