マーガレット・ワイズ・ブラウンの1951年の作品です。
アメリカを代表する作家で100冊以上の絵本を出されているのですが、享年42歳とのことでしたので、思い巡らせて読みました。
ストーリーは、単純明快で題名どおりに大きな機関車と小さな機関車が同じ目的地を目指すものです。
機関車の色合いも、その搭乗人物も、その出す音も全く違っていて、子供にはその対比がたまらないのでしょう。
それにしても、綺麗は発色の絵なので、特に電車好きのお子さんには喜ばれること請け合いです。
実物がなくても、本当にあるような錯覚に陥るくらいのディテールで描かれています。
ただ、小学校1年の次男には、もともと電車に興味がなかったこともあって、評価は高くありませんでした。
幼稚園ぐらいのお子さん向けかも知れません。