「わたしのしにがみさんもこんなのかな〜」と娘がポツリ・・・
ここのしにがみさんはよく見るあのオドロおどろしい『死神』ではありません。まさに『しにがみさん』なのです。
姿かたちは決まっていません。でもちゃ〜んと身近にいて、
よ〜く私達を見ているのです。
死にそうなこぶたさん、そしてそのこぶたを食べるために連れてきたのに、結局助ける為に死にそうなおおかみさん。
はてさて、この二人の人生、しにがみさんはどういう結末を用意するのでしょう。
「そうだね、わたしのしにがみさんもこんなんだったらいいな〜
でもね、それには毎日をどう生きればいいと思う?」
わたしのしにがみさん、どうかこの娘たちが大成するまでわたしを静かに見守っていてくださいね・・・