タイトルから想像した長さのなんと短いこと。私って、いつの間にか子供心を忘れているのねぇ。これだけ絵本を読んでいるのに。
娘もページを繰るごとに、ずんずん惹きこまれていきました。
乗ったこともあり知ってはいるけれど、船や飛行機の移動距離の観念がない彼女にとっては、たぶん真実に思えたことでしょう。
最後はどうかな。まったく未知の世界だけに怪しいものです。信じていたりして。
と思ったら、あのオチ。
娘、やっぱり信じていたのだと思います。呆然としていました。おもしろいという一言だけを呟きながら。
ちなみに旦那に言うと、ドリフのコントを思い出したそうです。歳がばれます。
私としては、いつ切れるか切れるかとハラハラしました。切れたら痛い、尋常じゃなく痛い。最後は酸欠になりそうになりながら読みましたが、なんのことはない。しょうもない大人の思考でした。