「こんにちはおてがみです」の絵本を読んで、初めてホネホネさんを知ったのですが、息子がとても気に入っていたので、早速、ホネホネさんが主人公のこの絵本を買いました。
白黒でも地味ではなく、版画のようなユニークな画風がとても印象的です。ホネホネさんの配達する町並みがどこをとってもステキで、そこに住む住人達やお手紙も味わい深く、私も息子もすっかり惹き込まれました。
最後に、ガールフレンドのホネコさんからホネホネさんへ手紙が届くのですが、まだガールフレンドの意味がよく分かっていないはずの息子が、このお手紙を読むたびに、はにかんで笑うので、言葉の意味自体をしらなくても雰囲気で伝わるものなんだなぁと感心してしまいました。
裏表紙には、ホネコさんからのお手紙にあったように、二人で自転車の練習をする場面が描かれているのですが、それがとても微笑ましくて、ステキなカップルだなぁとしみじみ温かい気持ちになりました。