可愛い くまちゃんたちのおはなしです。
小さな椅子が4つ。すわりたい人は5人。さて、どうする、どうする?
「どうするんだろう?」と、興味深々で読み進みました。そうしたら、とってもいい解決策がありました。私も、ほっとするやら、くまちゃんたちの優しい気持ちにうれしくなるやら・・・。あー、良かった!くまちゃんたち自ら、自分たちで考えて、行動して、ステキな解決策を見つけ出すところがいいです!
小さな子どもが、小さな社会にでて、最初にぶつかる「困ったこと」は「足りない」ってことじゃないかしら?「ぼくも、あのおもちゃで遊びたい」「私も、あのブランコに乗りたい」 でも、数が足りなーい。
自分にも思い当たる気持ちだけに、子どもたちは きっと共感を持って、この絵本を楽しむことでしょう。そして、「優しい気持ち」や「考えて解決する」ということも 自然に学ぶと思います。