「ネンネコ ごろごろ」子守歌の絵本かと思って図書館から借りてきま
した。「ねんねこ ごろごろ、ねんねこ ごろごろ」私には、やっぱり
子守唄に聞こえます。
春の風や、夏の潮風、秋のはっぱがネコくんを原っぱへ、海へ、森へと
誘います。その優しい語りかけにいそいそとお出かけするのですが、楽
しめないネコくんでした。なんだか、つまらなくしているネコくんが
可哀そうでした。
冬のネコくんは、ちっとも退屈なネコくんでなくなって、うさぎさんと
一緒に遊んで楽しんでいました。
きっとお友達が出来て楽しさがわかったからだと思います。
一人ぼっちで、寝てばかりいないで、お友達を捜して楽しみを見つけれ
ば人生をもっともっと楽しめると思いました。
身体を思いっきり動かすって喜びがいっぱい感じられると思いました。
ネコくんに教えてもらった絵本でした。