ルラルさん、いいこと言いますね!
ルラルさんが、自分の誕生日にケーキを焼いていると、いい香りにつられて庭の動物たちが集まってきます。そして、今日がルラルさんのお誕生日だと知ると、それぞれ、すてきなものをみつくろってルラルさんにプレゼント!
と、ここまででも充分にほっこりするのですが、この絵本の醍醐味はここから!
動物たちが、なんと自分たちのお誕生日がいつなのかも知らず、お母さんのこともあまりよく覚えていないというのです。
それで、ルラルさんと同じ日を誕生日ということにさせてくれと言い出します。
もちろん快諾するルラルさん。
みんなで一緒に、もう一度、みんなのお誕生日をお祝いします。
そして、ルラルさんがお誕生日をお祝いする「本当の意味」を、みんなに教えてあげます。
このシーンの、それぞれの動物たちの絵を見て、目頭がジーンと熱くなってしまいました。
うちには猫がいるのですが、うちの子は誕生日もママが誰なのかも分かっているので、頭をなでながら「今は私がママだよ〜」と言いながら、これからも思い切りかわいがってやろうと思いました。
お子さんがいる方は、ぜひ、お子さんに読んであげて欲しいです。