ずーっとずっと読みたかった作品。やっと手にしました。ぶたばあちゃんの優しそうな笑顔、孫むすめのあどけないしぐさ……。読み進めていくうちにこらえるのがつらくなりました。淡く明るい水彩画が美しいです。シドニーに住んでいたことがあるので、オーストラリアの自然を思い出しながらページをめくりました。
最愛の孫むすめに抱かれ、ぶたばあちゃんは幸せな旅立ちを迎えたと思います。息子は私の顔をのぞき「死んだの?」と一言。今はまだわからないかも知れないけれど、いつかまたぶたばあちゃんのことを思い出す日があるでしょう。大切な一冊になりました。