この本を読んで いろんな事を思い出しました
私が中学二年生の頃 学校から 「橋のない川」の映画をみて部落差別のことを知りました
えた ひにん と呼ばれ 差別されてきた事 身分制度により差別されていたこと 私はそのころから住井すゑさんの本をたくさん読み、なぜ? 差別があるのか考え続けてきました
そして 今も同じ思いです
この本はアメリカの1950年頃のお話しです 主人公のパトリシアは「あの場所」へワクワクしながらでかけます
バスの中では「黒人指定席」に座らなくてはならず 差別に対して怒りを感じています
公園のベンチにも 「白人専用」と書かれ 映画館も黒人と白人の座席が分けられていました
彼女は 悲しい涙をいっぱい流しました
「あの場所」とは 公共図書館: だれでも 自由に入ることができます
おばあちゃんから「自由への入り口」
希望のつまった場所と教えってもらっていました
この本はたくさんの人に読んで欲しい絵本です
そして 私たち大人は子ども達に伝えていくことが求められていると思いました
人間は平等に暮らす 権利として憲法に書かれていること 学校でいろいろ教えてもらっていると思いますが・・・・
しかし、今でも 差別があることは事実です そのことから目を背けることなく 人間平等を伝え続けなくてはならないと感じています