4歳の息子が、幼稚園の図書室から自分で選んで借りてきた絵本(というか幼年童話かな)です。
主人公のリトル・ラクーン(アライグマの子ども)が、ママに頼まれて一人で夜の川までザリガニを取りに行くことに。
初めての冒険に張り切って出発するリトル・ラクーン。
でも・・・川にたどり着く前に友達から聞いた話のせいで、川にとてつもない障害物が登場してしまうことに・・・。
張り切っていた初めての冒険。
友達のアドバイスを受けながら頑張るけれどどうしてもうまくいかないことってありますよね。
でも、このアライグマくんのお母さんは素晴らしいんです。
どんな障害物なのかをちゃーんと理解して、とても適切なアドバイスをしてあげるんです。
やみくもに謎を明かしてあげるのではなく、ちゃんと子どもが自力で、その困難を切り抜けられるように・・・。
こうやって子どもは、世の中をわたっていくすべを身につけていくのでしょうね。
親はどうしてもいろいろ手伝ってあげたい気分になっちゃいますけど、このお母さんのように子どもの自立心を妨げないような素敵なアドバイスをしてあげたいものです。