ん〜、感動!
ミミーちゃんの優しさ、おばあちゃんの包容力、素敵です。
ミミーちゃんへ、クッキーをねだったお友だちの中にも、弟たちやお母さんにも食べさせたいという優しさ、くまおじいさんの遠慮がちな言葉の中にも優しさを感じました。
この作品は、最後のおばあちゃんの言葉が、全てを語っているのでしょうが、私は、ミミーちゃんが、おばあちゃんへのプレゼントのクッキーを全てあげてしまい、おばあちゃんへのプレゼントがなくなってしまった時に、家へ戻らずおばあちゃんへ涙ながらに告白できたページが好きです。
とかく大人はあれやこれやつじつまを合わせる対処を考えるでしょうが、ミミーちゃんはまっすぐおばあちゃんへ事の成り行きを伝えています。
息子は、いったい何時ごろまでこんな可愛い真実の伝え方をしていたのかしら?
この頃は、あれやこれやと自己弁護に忙しく、これも成長と見るべきか?と戸惑う事が多くなってきています。
いくつになっても、自分を偽らず真実を語れる人であって欲しいと、欲張りなはははこの作品を読み感じ入りました。