駄菓子屋さんの「だが」さんと、歯科医の「しかし」さんが、一緒に旅に出る話です。
「だが」と「しかし」というだけあって、どちらも、ちょっと理屈っぽい。
どちらかが、こうだといえば、「だが」「しかし」がついてくる。
相手の言葉に一言つけたさずにはおられない者同士の旅とあれば、そうそうはずむ会話とはならないのですが...
これは、なんとも不思議な旅風景です。
これは日本か外国か?現代か過去か?異世界か?
いろいろと不思議なものが登場して、ほんとに不思議な旅模様。
なんだかにぎやかで楽しいととるか、なんだかよくわかんないと思うか、それは、それぞれの子の感性にまかせるということで...
おもしろいといえばおもしろい気もするし、なんだ、こりゃという気もするし、万人ウケするかどうかはよくわかりません。