こんなに体を使った親子遊びってあるんですねぇ〜.
各見開き右半分は、次ページの遊びの予告のような語りかけ。
これがとっても良かった?
小さい読者さんのみならず、大人もなに?なに?と興味を持ってページを繰ることでしょう。
中には汗だくになりながら、ドキリとしつつ読むじいじやばあばもいたりして。
もうひとつ素敵だな〜って、思ったのは遊びの中でまんまるちゃんのパパママが発する擬態音。
これまで聞いた事のない音もありますが、逆に新鮮で、『そうそう、そういう音よねぇ〜』って、共感できました。
そして、この音の表記が全て平仮名というのもとっても良かった。
飛行機が降りてくる“ひゅう〜〜〜”や、ヘリコプターの“ちゃくりくーーー”という文字が縦書きなのも雰囲気が出ていました。
私たち親子は、このようにバラエティに富んだ体遊びはしませんでした。
それでも、どういうわけか私の両足裏で息子を持ち上げる飛行機だけは、くすぐったいって笑いながら断られたことを今でも思い出せます。
あ〜ん、あの頃この作品に出会えていたら、参考になっただろうな〜、ちょっと残念。
今年は出産祝いにこの作品もリストに入れたいと思います。