表紙の絵がとてもインパクトがあって、前から読みたいと思っていましたが、やっと読むことができました。
一度自分で黙読して、なるほど〜と感心し、夏休みで家にいたうちの子どもたちに読みました。
うちの下の子は常々≪自分は天使だった。この家の子どもには、自分から選んできたんだ≫と言っている(たぶんかなり妄想ですが…)ので、最後のシーンで、主人公の子が
『……ここに、生まれよてこようと。』というところで、
上の子が「うわ〜、あんたがいる〜!ここにあんたみたなのがいるぅ」と、感動してなのか(?)叫んでいました。
素晴らしい哲学的な(感動的な)作品でしたが、我が家ではちょっとばかり別の興奮が走りました。(*^^*)
でも、まじめな話、新しい命がこの地球上に誕生するとき、その体に入り込む小さな魂たちは、この絵本の子のように、世界や私たちのことを思って、“選んで”ここへやってきてくれているのかもしれませんね。