きょうから一週間、ぼくは、おとうさんといっしょ。
で始まる、くまの父子のものがたり。
ものがたりといっても、文は上の方にちょこっとあるだけで、マンガのコマ割りのような、ていねいな描写を楽しむ絵本です。
慣れない家事をがんばるおとうさんの姿は、「クレイマー クレイマー」を思い出します。
おとうさんが、ようやく家事をこなせるようになった頃、ふたりは車に乗って出発です。
そう、お母さんと生まれたばかりの双子の赤ちゃんを迎えにいくのです。
核家族でそれぞれの実家が遠い我が家にも、同じような体験が何度もありました。忙しい夫にも、あの頃を思い出させてくれるこの本を、ぜひ見せてあげたいな〜。