副題は「3びきのかえるとへんなにわとりのはなし」。
息子達も私も信じてました・・・にわとりが出てくるお話だって。
蛙のジェシカが、持ち帰った大きな石を自慢すると、
仲間のマリリンが言います。
「たまごよ、にわとりのたまごだわ」
フムフムと納得した息子達と私は、次のページをめくって、どひゃーっ。
「わにじゃん!」
それでも、マリリンは「おもったとおりよ!にわとりよ!」と断言し
皆で「にわとり」と信じて、わにの子の面倒をみるのです。
ここから「だから、わ〜に!」の兄のツッコミと、弟のケタケタ笑う声が、
最後までずーーーっと続きました!
レオ・レオニって大人向けかと思っていたけれど
この作品は風刺も効きつつ、単純に楽しくって、息子達のお気に入り。
台所で卵を見ると「ホントににわとりのたまご?」とクスクス笑ってます。
私も、あきれるほど素直で、優しい3匹の蛙と
すくすく育った「にわとり」くんが可愛くって、おすすめの絵本です。