私が小学生のころ大好きでよくこのシリーズをよく読んでいました。松谷先生にはお世話になりました。40年周年というとだいたい私と同じ年齢、私より下の大人や子供たちが支持してきたこそ、復刻版という形ででたのですね。
子供には誰でも思いのあるぬいぐるみってあると思います。モモちゃんの場合はくまで、「こんとあき」はきつねで、うちの姪っ子はいぬでした。小さいときから一緒のものだから、絵本に出てくるぬいぐるみたちと同じように注射をされたり毛をはさみで刈られたり、色を塗られたりと散々な目にあっています。
この絵本のモモちゃんは子供が持っている残酷性というものがあります。ももちゃんの家でしか住むところないのに、おうちにかえりなさいって、もしこのぬいぐるみがいきていたら泣いちゃいます。
でも、ぬいぐるみはとことことおでかけなんかしません。たぶん、モモちゃんがくまをめちゃくちゃにするものだから、怒ったおとうさんやおかあさんがごみとして出したのじゃないかなぁ。それを知ったモモちゃんが探しに行く話になるのじゃないかな。それで探している途中でいろいろな誘惑で惑わされながらも目的のぬいぐるみのくまを見つける話にリアルだとなるのじゃないかな。
リアルじゃ受けないので、ファンタジーも入れてちいさいモモちゃん2 ルウのおうちになったのじゃないかな。