現在6歳年長の息子が、小さいころから大好きだった絵本です。
主人公は、蒸気機関車のちゅうちゅう。
毎日重い客車を引くのに飽き飽きしたある日、ちゅうちゅうは一人で線路に走り出してしまいます!
実は、同じようなストーリーを先に「機関車トーマス」で読んでいたんですよね。
やはり機関車が、ある日機関士も運転手も乗せずに一人っきりで冒険に出かけてしまい、ブレーキもかけられずポイントの切り替えもできずに結局立ち往生してしまい、こっぴどく叱られる・・・というような話でした。
ちゅうちゅうのお話は少し違うのですが、でもお話の展開が似てるなぁ・・・というのが第一印象です。
機関車が冒険に出るところ、読者もどきどきしてしまいますね。
一人で上手く走れるわけないのに・・・って。
このお話では、結局立ち往生してしまったちゅうちゅうを、みんなが暖かく迎えてくれるところが素敵です。
バージニア・リー・バートンさんの絵本はみんなそうなのですが、モノトーンの挿絵なのにとても躍動感があります。
ちゅうちゅうが走るシーン、跳ね橋を飛び越すところなんかもすごいです!
表紙裏には、ちゅうちゅうがいつも走るコースがカラーで描かれていて楽しめますよ。
乗り物好きのお子さんにとてもお勧めです。