心配性のたぬきのおとうさんですが、きっと誰でもが思っていることだ
と思いました。
たぬきのおとうさんだから、威厳があってそんな事は言葉に出して言わ
なさそうですが、正直で素直に気持ちを表現できていて安心しました。
木の陰から子だぬきを見守るたぬきのおとうさんの気持ちはわかるだけ
に、「子離れしてね、おとうさん?」とは、やっぱり言えない私です。
孫が怪我をしないように目が離せない私には、トイレにもなかなか行け
ないでいるので、たぬきのおとうさんにほっとしました。
親の気持ちもわかる絵本なので、お薦めします。