5歳の次男に読みました。
いつもいつも長男にくっつき歩き、お兄ちゃんと同じことがしたい次男。でもお兄ちゃんはいつも相手をしてくれるわけでもなく、威張ってばかり。うちの兄弟とまるきり同じです。だから、次男はこの本に並々ならぬ共感を覚えるかも?と思っていました。
さて、この本の長男はひょんなことから薬で虫のように小さくなってしまいます。弟に助けてもらわなければならないのに、まだいばってばかり。こんな時くらい弟も日頃の恨みを晴らせばいいのに、おにいちゃんの言いなりであるばかりか、このままでもずーっと面倒をみてあげる、と言うほどのやさしさ。
息子もこの本の次男の行動に何の疑問も抱いていない様子でした。
最後は何とか元に戻れて安心の結末なのですが、お兄ちゃんがどんなに小さくなっても動じない家族が素敵です。弟はとにかくお兄ちゃんが好きなのだということもよくわかりました。