町で一番美味しいと評判のマフィンおばさんのパン屋さん。
その店でお手伝いをしているアノダッテという男の子が、ある夜「町中の人がみんなで食べられるくらい」大きなパンを作ろうと試みます。ところが膨れに膨れたパンはついにかまどから溢れ出して…!
とにかくページをめくるたびに、パンが焼けるいい匂いが漂ってきそうな、美味しそうなお話なのです。
とんでもないことをしでかしてしまったアノダッテを、決して咎めようとしないマフィンおばさんも素敵。自分でやってみようという気持ちは大切なんですよね。
私が子供の頃大好きだった絵本で、現在もこどものとも傑作選として愛されているロングセラーです。
5つ☆でないのは、文章の1文が長く、大人には読みづらく子供にも少し理解しづらいところがある為です。