夕方や夜って、なんだか不安になったりたよりない気分になったりしますよね。そんなこどもの心をやさしく表現した本だと思います。
おへやにみえるものたち、すこし昼間とはべつの顔をみせているような気がするそれぞれのものに、うさぎの子が「おやすみ」を言っていく様子は、読みきかせてもらっている子供の気持ちを自然に眠りに誘ってくれるようです。この絵本を読んであげると、娘はとても気持ちよさそうに眠りにつきます。
おへやの2枚の絵に「おやすみ」を言うところでは、くまの絵とめうしの絵がでてきます。くまの絵の背景にもめうしの絵がかかっているのを発見したとき、なんだかすごくうれしかったです。ぜひ手にとって探してみてください。