さきちゃんとたろう君が、寝る前、おかあさんにおばけのお話をしてもらっています。その頃、おばけのさくぴーとたろぽうは、おばけの保育園に行く準備をしています。
おばけは、昼夜逆転の生活をして、人間と同じように、おとうさんも仕事に出ているというところ、なかなか面白いと思いました。また、おばけのおかあさん、子どもたちを寝かしつける時の、「早く寝ないと、足がはえて人間になっちゃうよ。」のひと言には思わず笑ってしまいました。
本当は怖いおばけの存在が、なんだかとっても身近に感じてしまう、愉快なお話です。
好奇心旺盛の子どもの中には、夜寝ないで、おばけの世界をのぞいてみようなんて、思うかもしれませんね。