絵本ナビで評価が高かったので、手に取りました。
何人かの皆さんが書いていたように、表紙からして、幼児向けかと思いました。
ところが、まさに私好み、どんぴしゃりじゃないですか。
これはやるしかない!と、先日 、4年生で読みました。
4年生は、先生からのリクエストで、戦争ものが3回続いていて、2学期初めてのメンバーの自由セレクト本なので、楽しくやりたいと思いました。(2冊目は、まくらのせんにん そこのあなたの巻)
こうくんが、ケーキと遊ぶ場面では、「どこにいった?」「みつけた」
春になった場面では、「小学生になった!」
家がたくさん建った場面では、「どんぐりの木はどこだ?」(左ページ下の絵に気がつかなかったよう)
前の方の子が何人か、口に出しながら聞いていました。
残念ながら、後ろの方の子は、細かいところまでは見えないでしょうが、お話を充分聞ける子供たちですから問題ないでしょう。
「うれしいことです。」の繰り返しは読むのが難しいですね。大事なところなんだけど・・・。
どんぐりを、(多分手作りの)ケーキにのせてくれるお母さんが素敵!
なくした大事なものに再会するのもグッとくるし。
昔大事にしていたことを、思い出すコウ君もいいなぁ・・・。
小さい子は、どんぐりと遊んだり、なくしたりする前半部で楽しむでしょう。
でも、こんなに明るい絵で、お説教くさくもなく、高学年に読める本は貴重だなあ。
そういえば、うちにも、どんぐりが芽を出しているんだけど、どうしましょう?
大きくなったら、手に負えないし・・・(笑)