8歳と5歳の娘に読み聞かせをしました。
5歳の娘のお気に入りの絵本で、私によく読んでくれます。
「おおきくなる」ということがどのようなことなのかを「体の成長」に始まり、「考える力」、「好奇心」、「やさしい心」にまで触れて書かれてあります。非常にシンプルな内容ですが、奥が深い内容だと思いました。
最後の方のページに「おおきくなるっていうことは ちいさなひとにやさしくなれるってこと」が心に残りました。このことは、人間の永遠のテーマだと思いました。
ある晩、お風呂で5歳の娘の髪の毛を洗っている時に、
「おおきくなるっていうことは、シャワーがかかっても、泣かないっていうこと。シャワーがかかっても、泣かなくなったね!」と娘を褒めました。
すると、今度は、娘たちが、「おおきくなるっていうことは、頭の中で想像できるようになるっていうこと」、「おおきくなるっていうことは、年上の人から教わったことを今度は自分が年下の人に教える番だということが解るっていうこと」などと続け、子供たちの考えや実際出来るようになったことなどを、たくさん話してくれました。
そういった親子のやり取りが非常に楽しく、豊かな気持ちになりました。娘たちも自信に満ちたような表情に見えました。この絵本を読んで、自分の子供たちも心身ともに成長しているんだなということを改めて感じさせてくれました。