ここに出てくる主人公のたっくんは、本当にいい子。こういう子、今どきなかなかいないんじゃないかしら。
2世代同居も少なくなってきたし、おじいちゃん、おばあちゃんに中々会えないお子さんも、多いかもしれないですね。
さて、この物語は大のおじいちゃんっ子・たっくんが、急な病に倒れた(たぶん、脳卒中かなにか)おじいちゃんの為に、毎日洗濯物を届けて、おじいちゃんに声をかけ続けてあげるお話です。
雨の日はうたをうたって、はげまして。
はれた日は、花をつんで、よゆうだよ。
たっくんのおかげで、すっかり落込んでいたおじいちゃんも、心の元気を取り戻し、リハビリを始め、とうとう歩けるようになりました。
読み聞かせをしていて、涙が出そうになるのをぐっと、こらえて読みました。
感動しましたよ。