ここに登場するラルフ(猫)はちょっとやそっとの「あくたれ」ではありません。
ギョッとするようなことをいろいろやってくれます。
私なら許せないかも?
一人になってみて、愛されていることや自分のしたことが初めて分ったラルフ。
飼い主のセイラはあくたれでもラルフが大好きなのです。
セイラだけでなく、パパもママもラルフはやっぱり家族の一員と考えているのです。
もう2度とあくたれはしまいと思うラルフですが、やっぱりしてしまうときがある・・
と物語が終わります。
あんなにひどい「あくたれ」そう簡単には治りません(笑)
現実的な終わり方でなんだか親近感がわき納得!
「あくたれ」はいけないよと言いながらも、
子供に逃げ道を残していてくれるような気がして好感が持てました。