何年か前、「きみのためにできること」を読んで菊田まりこさんが好きになった私に 夫(当時は彼氏でした)がプレゼントしてくれた本です。
「きみのために。。」は 可愛らしい恋の物語だったので この本もそんな気持ちで読み始めたのですが。。。読み終わって涙が止まりませんでした。
大切で大好きなみきちゃんを突然 亡くした犬のシロ。
しばらくの間 シロはみきちゃんの死を理解できずにみきちゃんを探します。「どこ?」「どこ?」と探し続けるシロの姿に胸が痛くなり、涙がにじみます。
みきちゃんは 胸の中にいる。。いつでも会える。。とシロが知ったコトで 読んでいる私も救われた気持ちになりました。
悲しくつらいテーマのお話だけど何かに気づくことができる本であると思います。
声に出して読むときっと涙で声が詰まってしまう。。。なので読み語りはまだしたコトがありません。
いつもそっとひとりで読み返してはシロの幸せを祈るばかりです。