大好きなあきやまただしさんの絵本です。これもテントの中で、何度も読まされました。
ちょっと、あきやまさんにしては、まじめなテーマを扱ってる気がします。(失礼!でもそこがいいんです。)
ぼくが、もりで切り株に座ってると、ひげだらけのおじさんがやってきて、もりおとこの話をしてくれます。
地面の下に住んでるもりおとこは、森の木を一本一本ゆっくり押して、育ててるんだって。枯れた木は引っこ抜いて、食べてしまうんだって。すると、もりおとこの頭から新しい木が生えてくるので、それを地面にさしていく。でも、人間は木をめちゃくちゃに切り、コンクリートでかためてしまったから、もりおとこは怒って・・・?
ちょっと、ラストが怖いです。
でも、これくらい言ってくれなくちゃ、みんなに伝わらないかもしれないものね。