寝るのが嫌なノンタンが、お友達の家に行ってみるけど、みんなおやすみの時間。
でも、ふくろうくんは起きていて、一緒におにごっこをするんだけど……
夜は寝る時間なのだ、ということを優しく教えてくれる絵本だと思います。
娘が気に入っているところは、
「あーそーびーまーしょ」
とうさぎさんやことりさんを誘う時のノンタンの台詞と、
「じゃん けん ぽん あいこでしょ
にゃんころ ぽん あんみつ ぱん ───」
というちょっと変わっていて、でも響きが可愛らしいじゃんけんのところ。
楽しそうに読んであげると、娘はノンタンになりきって、
おいでおいでをしたり、じゃんけんをしたりと、身振り手振りをつけてくれます。
最後にノンタンが「おやすみなさい」をするところでは、娘もねんねのポーズ。
そして「ねんね」と言えるようになったのも、この本を読んでから。
色々と刺激を与えてくれる、とても面白くて良い本だと思います。