〈訳者あとがき〉で述べられているように、原作は1990年ノーベル文学賞を受賞したメキシコの詩人・評論家のオクタビオ・パスさんの「波と暮らして」という大人向けの作品だそうです。
発想に驚いてしまいます。
開いて、親子で口をアングリ!
やってみたいって言ったって、できるもんじゃありません。
寝苦しい夜に読むのにはよいかもしれませんが、手に負えなくなっていく波に、寝苦しさがぶり返してしまったりして(笑)。
迫力と躍動感に満ちた波の様子に、自然の力の驚異すら感じます。
高学年のお話会で、読んでみたいなと思いました。
それにしても、エンディングが上手いですねぇ〜。
息子は、窓からこっそり出て行くお日様が可愛いと笑っていました。
ははは、家中幽霊だらけになって、怪物たちまで出てきた絵が本当にゾ!ゾ!ゾ!でした。