きたむらさんが絵・翻訳をした『ぼくはおこった』に雰囲気が似ていて手にしたのですが、こちらはきたむらさん1人の全く別の作品でした。
宇宙で迷子になってしまった宇宙人の目線でお話が進みます。
迷いついたのが、白い雲と青い海に包まれた惑星とだけ書いてあって地球という言葉は一切でてこないのですが、地球ということが感じられます。
主人公(?)である宇宙人は一切出てこないのですが、逆にそこが新鮮でした。
どうしても地球を中心に考えてしまいがちですが、宇宙は広くて、そんな宇宙から見れば私たちも宇宙人なのだと改めて感じた絵本です。
このお話では、男の子との出会いが描かれているのですが、宇宙人同士が友達になれるって素敵☆
でも、出会ったのが大人だったらこうはいきませんよね(^^;)
宇宙の描写がとてもきれいでした。