幼稚園児がかぶるような黄色い可愛い帽子型UFO、
宇宙人の視点で描かれた地球の生き物は
どう彼に写るんでしょうか?
降りたところには男の子が立っていました。
宇宙人を怖がることなくすぐ友達になって、
暗くなるまで一緒に遊びます。
セリフは一切無くて
宇宙人の顔は全然出てこないんです。
読者が宇宙人になって男の子と時を過ごしているみたい。
特別何かが起こるわけではないんだけど
最後に男の子からもらうプレゼントに
環境問題などがふとよぎってしまいました。
作者のきたむらさんらしい男の子の描き方、
そして何より宇宙色が神秘的で深い群青色。
イラストが気に入りました。