たぶん子供の時にこの「ぐりとぐら」と「しろくまちゃんのホットケーキ」に出会ってしまったお陰で、私は食べることが大好きになってしまった気がします。
森で大きなたまごを見つけたぐりとぐらが何を作るか、どうやってはこぶか、子供の冒険心をくすぐる展開です。楽しそうに話し合い、歌いながら、カステラが出来上がるのを待っている様子は、本当に美味しそうなにおいがしてくるようです。森の動物達にも分け与え、みんな仲良く黄色いカステラを持って食べる姿も平和でほんわか幸せな気分になります。小さな子供にもわかりやすいストーリー、誰もがあまくてほわほわのカステラを想像し、心躍る、これから先もずっと読み継がれていく絵本だと思います。
3歳の頃からこの本を読んであげていた息子も娘もやっぱり食べることが大好きな、幸せそうに食べる子供達です。