「でんしゃのすきなこどもたちに」
最初のページに作者のコメントがあります。うちの娘も電車が大好き。こんな風に、高い橋の上で、真上から電車を見たことはないけれど、すっかりこの絵本のとりこになってしまいました。
電車が車では、工事のおじさんがいたり、鳥が飛んでいたりと、静の世界。それが信号が赤から緑に変わると、橋の上にいる人もそわそわ。橋の下にいる人もそわそわ。そして「ビーボー」(このあたりの音の表現が洋書ですね)という音とともに、動の世界。
とても臨場感あふれる絵本です。
ぼくはその夜、電車の夢を見ます。
素敵な素敵な夢。夜の世界にも電車は走り続けているんですよね。