実に五味さんらしい、味わい深い絵本です。
獲物を探す猟師のお話。
まあ…平たく言えば、
「ここにいるじゃん」「ここにもいるじゃん!!」「なんでわかんないの〜?!」と
隠し絵のようになっている動物たちにまったく気がつかない猟師に向かって、あれこれ言いたくなる絵本です。
うちの息子は年中さんですので、もちろん動物たちがどこにいるか、なんていうのは分かるので、
それに気がつかない猟師が面白くてたまらないようです。
でも、出来たら、もう少し息子が小さかった頃にも読んであげたかったですね。
動物たちはどこ?という遊びが出来て、一冊で二度美味しい絵本になったはずですから…