半日村というタイトルと、ちょっと陰のある感じの表紙で
てっきり、陰鬱な話だと思って手を出していませんでした。
こんなに希望のある話だったなんて!!
一日のうち半日しか日の当たらない村のお話なんですが、
一人の男の子が、
毎日毎日山からてっべの土を袋に詰めておりてくるのです。
変なことしていると思っていた人たちも、
ひとりふたりと、その活動に加わり始め、
たくさんの人が何年もかかわる一大事業に。
とうとう日の出とともに、村に日が差すところまで達成!!
「すごい」と声がでました。
あきらめず努力することが
こんなにも詰まったお話だったのですね。
たくさんの子供たちに読んでもらいたいです。