「くるり ぴょん くるりこ ぴょん くるり くるりこ ぴょん ぴょん」 みんなで楽しく長縄跳び。きしだえりこさんのことばは、子どもたちを夢中にさせる魔法の力をもっています。みんながおべんとうを開く前からすでに、娘はお話の世界にぴょーんと入り込んでいます。
かわいらしいおべんとう。大きな大きなおべんとう。色のきれいなおべんとう。どれも、それぞれのどうぶつが好きなものばかり。男の子のおにぎりや卵焼きも、とってもおいしそうですね。娘は、ぞうさんの話し方を真似るのがとても上手。「バーナーナが にーじゅっぽん。まんま〜るきゃーべーつが さーんこだよ!」 それぞれの食べる音も、いつのまにか覚えてしまい、ひとりずつ指差しながら、「かりかり もくもく ぺちょぺちょ しゃりしゃり・・・」と、声に抑揚をつけて読んでいます。そして、最後はやはり、お弁当あてクイズですね!ママが間違えてばかりいると、「ちがうよ!これは、うさぎさんだよ。うさぎさんは、にんじんがすきでしょ!」などと教えてくれます。今では、お弁当の中身を見なくても、表紙の包みの絵だけで、誰のお弁当なのか、正確に言い当てています。